2017年4月、国内の有力選手を集めて日本代表チームを結成!
第二回東アジアチュックボール選手権の為に韓国へ渡りました。
当時のメンバーは
【東京】井野(選手兼監督)、木村(通訳兼カメラマン)
【福島】竜(キャプテン)、俺、蓬田、八巻、佐藤(義)、渡辺(裕)、黒津、大竹
【愛知】武石、安藤、窪田
敬称略。
もちろん海外遠征なので、実力があっても来れなかった選手もいたけどね。
でも当時考えうるほぼ最強のメンバーで臨めて凄いワクワクした(*'ω'*)
道中も色々あったけど、無事会場である加平体育館に着いた選手団。
はてさて、海外のチュックボールはどんなものかと思ったら、そりゃもう見るもの全て驚きの連続だったよ
■競技人口の多さ
まぁ大会だし当たり前なんだけど、選手が多くて感動した。
日本は女子チームが少なくて、女子選手自体希少なイメージだったんだけど、他国チームはみんな女子チームも参加していたし、試合でも有資格の国際審判も普通に女性がやってた。日本では絶対見られない光景。
■まるで部活さながらの意識の高さ
単純に日本が後進国・・・というかそういうガイドラインすらない状況で手探りでやってたから当然っちゃ当然なんだけど、他のどのチームも練習方法から何から確立されていて、無駄がなく綺麗に統率された精鋭の集団って感じだった。
試合前の円陣や、試合中の声掛けなんて日本ではまずやらないんだけど、確かにそういったものでモチベーションの向上やチームの一体感に繋がると思うとやらない理由はないよね。でもそもそもの元気度というか、溌溂さは日本人にはハードル高そうではあるけどw
■世界最高峰のレベルの高さ
前回記事でも触れたけど、アジアのレベルって相当高いんだよね。
香港とかマカオとか世界ランク上位だしさ。
で、その中でも特に世界ナンバーワンの台湾がヤバい。ヤバすぎる。
もうね、やってる競技が違うんじゃないかってぐらい別次元の動き。
台湾の試合を間近で見れただけでも韓国に来た価値は十二分にあったと言えるぐらい衝撃的で凄かった。参考になるかっていると凄すぎてアレだけどw
でも曖昧だった「基準のライン(目標や到達点)」が明確になったのは日本チュックボール界にとって大きな収穫になったと思うよ。
■反則(オーバーライン)の厳しさ
国内でも基準がなかなか明確にならないもので、日本が一番苦しめられた最初の敵はコレ。オーバーラインの反則。
足が地面に着く前に、ちゃんと空中でボールを離してたって反則になる謎仕様。
少なくともボールを抱え込んだらその時点で着地の有無に関わらずダメらしいw
人によってはいつも普通にうってるシュートすら反則をとられるような厳しさだし、普段使用しているシュートのうちいくつかが(反則とられるから)使用不可になったりでホント大変だった・・・。
審判に分かりやすいシュートうとうと思えばいつもより高くジャンプしなくちゃいけないし、そうなるとスタミナの消耗が増えるし、反則ばっかり意識すると肝心のシュートが甘くなるし、勘弁してほしいよね"(-""-)"
■韓国ならでは
食事に必ずキムチが出るのが韓国に来たんだなって実感させられるw
あとは通訳兼カメラマンの木村さんから色々教えてもらったんだけど、飲み会の作法とか文化の違いが新鮮で面白かった。
あと通貨!ウォンは日本円の約10倍の表記(1,000ウォンで約100円相当)だから慣れるのに時間がかかった^^;
売店の日本製品の多さにもびっくり。おーいお茶とか普通に売ってたよ・・・。
実際の試合内容と結果については次回!