福ちゅく2nd

瀬上チュックボールクラブの活動記録(非公式)・イベント・技術指南・過去語りなどなど、チュックボールに関する話題を好きなように書いていくブログです。

フレスコボールと比較するチュックボールの敷居の高さ

ここ数年で人気急上昇中のフレスコボール。

前はチュックボールと認知度がそんなに変わらなかったのに、今や大きく差をつけられてしまいました。

ぶっちゃけ面白そうだよね、フレスコボール。

近くで体験会とかやってたら絶対行くわw

 

気になった人はツイッターなどで「フレスコボール」と検索してみてください。

楽しそうな動画がたくさん出てきます。

発信者は選手は勿論のこと、体験会に参加したり、「フレスコボールはじめました」的なものまで多種多様です。発信者が多いほど、競技を知らない人の目に留まりやすくなる。そしてそれが認知度を加速していく良いムーヴとなっていますね。

 

一方、チュックボールは恒常的に発信している選手は私含めて3人しかいません。

体験会も東京でたまに実施しているぐらいで、そもそも競技に触れて貰える機会が全く足りていません。

テレビなどに出ると、「チュックボール面白そう!」って思ってくれる人が出てきて嬉しくなりますが、そういう方々に機会を届けたくても難しい。

 

それもそのはず、チュックボールは「専用の特殊な用具が必要」なんだよね。

フレスコボールも同様に「専用の特殊な用具が必要」ですが、チュックでは値段が高額で重量もある「ネット」が必要なのに対して、フレスコボールはラケットとボールと相方さえいれば野外でも気軽に出来てしまう。チュックは体育館の確保やある程度の人数も必要なので、気軽にやれるって点では圧倒的(というかもう絶望的)な差がある。

体験も、設備が整ってる場所(東京・群馬・愛知・福島)でしか出来ないってのも辛すぎるよね。フレスコボールは地域場所選ばないし。海岸でも山奥でも出来る。

 

もうこの時点で色々と絶望的だけど、逆に競技に触れてさえ貰えればワンチャンはあるんじゃないかとは思ってる。競技自体の敷居は低いし、老若男女一緒に楽しめる生涯スポーツだしね。

 

用具の入手難度の異常な高ささえ解消できれば、また変わってくるのかな。

なんにせよ東京だけじゃなくて、群馬や愛知、福島でも定期的に体験会を実施して、少しずつ地道に競技人口を増やして全国に広めていくしかないんだろうなと思う。

全国のプレイヤー同士の連携というか、意識共有もより強くすべき。

今チュックボール界が求めているのは、東京の井野さんのようなバイタリティ溢れる開拓者なんだよね。

 

簡単な結論の出ない問題だけど、少しずつ変えていければいいなと思います。