2月末日、Twitter上にて、日本代表監督も務めた井野さんが引退発表をされました。
日本国内でチュックボールという競技が今日まで存続出来ていたのは、間違いなく井野さんの功績によるもの。関係者各位は鎌倉幕府以上に大恩を感じていることは想像に難くない。
私個人としても勿論、足向けて寝れないレベルの圧倒的感謝・・・!!!
井野さんという巨人が居なくなることで、正直に言って、今後の競技存続には大打撃だと思う。放っておいたら自然消滅してしまう可能性すらある。
それだけ伊野さんは大きな存在だったんだよね。
穏やかな人柄で、親しみやすい彼には日本の顔として、国内外問わず多くの繋がりがあったし、イベントのセッティング等に関しても高い手腕を発揮して、選手が競技に集中できる環境を作ってくれていた。形だけだった協会を立て直し、毎月のミーティングなども率先して進めてくれて、本当に我々選手一同は井野さんにおんぶに抱っこで甘えてきたものだ。こんなものは氷山の一角で、功績を挙げていけば枚挙に暇がない。
特に「海外勢とのやり取りができる」能力というのは凡人には得難いもので、チュックボール先進国の台湾と密にコミュニケーションをとってくれていたからこそ、拙いながらもアジアの新鋭チームとして、日本がはっきりと周辺国に認知される事となった。
マイナースポーツの裏方なんて、それこそ金をもらってもやりたくないレベルの激務なのに、それを率先して請け負い、長年チュックボール界を支えてくれた伊野さんには、どれだけ感謝をしてもし足りないと思う。
個人的に一番感謝したいのが、日本代表として国際大会に出場する機会を設けてくださったこと。とても楽しくて、墓場まで持っていけるいい思い出になりました。
実際の引退はもう少し先で、3月末日をもってアカウント等を削除するとのこと。
日本選手権が最後のイベントだし、行くか迷ってたけどこれは参加するしかないね。
ちゃんとしたお礼は会ってから言おう。
さて、これからは自分たちで競技を盛り上げていかないといけなくなるわけだが、とうてい出来る気がしないよね。井野さんのやり方を知ってると尚更、簡単に真似できるものではないと思う。それぐらい凄かった。
メディア露出や、他のベンチャースポーツとの繋がりなど、かなり幅広く活動されていたので、かなり多くの人が「チュックボール=井野さん」という認識を持っていたのではないかと思う。実際その通りだしね。
何かあった時の連絡窓口としても頼れたし、ホント今後どーしようね・・・
とりあえず協会の連絡系統は日本選手権の際に行われるミーティングで調整かな。
ぁー俺も今月末で引退しようかしらw