今年のジャパンカップの内容について、意見を公募しているとの話を聞きました。ちょうど昨年の10月頃に自分の所感を記事にしていたので、その内容を修正してまとめて送ってみた。
A4用紙3枚分の大長編になったので、簡潔にまとめると
【問題点】
・元々は国際基準の9人制(国内大会は7人制)のシステムに慣れようと企画された大会だったが、国際ルールでも7人制が採用されたため、「9人制」という最大の特色が失われてしまい、普通の大会になってしまっている。
・貴重な公式試合の場として開催していただける事には感謝しつつも、県別対抗戦なら日本選手権があるので、何か大会ならではの売りが欲しいところ。
【改善点】
・本来の国際基準のルールに慣れるというコンセプトは、海外チームとの試合を想定したものである。よって、「国際大会で通用する日本」を目標として掲げ、日本国内の選手が一丸となって技術や情報を交換し、結束を深め、スキルや意識の向上を狙う大会(もしくは強化合宿みたいなもの)として進める。
【その他】
・東アジア大会前の去年は、代表選考の場やAチームの強化合宿みたいな形で提案していた。しかし、当面目標とする国際大会がないので、少なくとも技術・情報共有の場として考えるのが妥当。
・「国内唯一の2日間に渡る大会」というメリットを最大限に生かし、特に懇親会などで普段なかなか出来ない他チームとの交流をメインに、日本チュックボール界全体の方針や、普及についての意見交換などもしていきたい。
【提案】
チーム対抗戦ではなく、参加者全員を有識者が振り分けをした「ランダムチーム対抗戦」をしてみたらどうか。理由としては、
1、県対抗だと日本選手権と同じで新鮮味に欠ける
2、強制的に他チームの選手との接点が出来るので、交流がしやすい
3、即席チームでの立ち回りを試行錯誤することは、そのまま代表戦に通じる
4、普段と違う環境でプレイすることにより、意識改革やモチベーションの向上、新しい技術の習得など、色々な効果が期待できる。
と、こんな感じで担当者様に意見を出してみました。
ただ、普通の県別対抗戦を期待してる層もいるだろうし、難しいところではある。1日目を県別対抗戦にして、2日目でランダムチーム戦とかの方が無難かも。
個人的には日本国内全体の意識共有というか、ギャップ(チーム間の温度差)を無くす事に重点を置きたいと考えてます。
まぁあくまで1つの意見って事で!