本編で書ききれなかった部分を・・・
【瀬上のチームについて】
最強の瀬上とか言ってたけど、実は受験でエースアタッカーのＳ野は不在だったんだよね。アイツが居ればまた違う結果になってたのかもしれないｗ
あとこの頃はまだ竜はセンターだった。守備に覚醒するのはもう少し先の話。
Ｙ田はこの頃から攻守どっちも強かったけど、安定感はなくてシュートミスも多かったし、スタミナが無くて後半いつもへばってたイメージ。
よくネットにぶつかってたな・・・それでも大怪我しなかったんだからホント強い。
というか高校になってから瀬上に参加したのに、あっという間に中心選手になってたんだから本当にセンスの塊だったよね。
パワーが話題のジャイモンだけど、実は小技も上手く、強いシュートをうつぞと見せかけてのこすりシュートは憎たらしいぐらい決まってたｗ
そして彼は就職を機にしばらくチュックから離れたんだよね。そのあとは東京に居たし。最近福島に戻ってきてまた毎週一緒に出来るのは普通に嬉しい。
俺はこの時ジャイモンと組んで右シューターやってたな。
体重が今より15ｋｇぐらい軽かったし、この頃はまだ守備力も上の方だったｗ
チームとしては、今と比べるとスカイプレーも連携もまだまだだったし、ディフェンスを揺さぶってシュートを決めるってより、もう力いっぱいシュートして強引にディフェンスを突破するっていう若さ溢れる方針だった。というかそれしか出来なかったｗ
シュートコースのうち分けなんてみんなほとんど出来なかったしね。
とにかくパワー。力と勢いで全て解決。
今の瀬上の方が間違いなく強いし上手いんだけど、当時のチームは若さゆえの万能感もあったし、気持ちの上では負ける気が微塵もしなかった。
今は省エネで必要最低限しか動かない俺でさえ、当時は全部俺がやってやる！って気持ちでプレーしてたしｗ
【他のチームについて】
俺たちが高校生の頃が一番チュックボール界が盛り上がってた。
（以前はもっとすごかった可能性もあるけど、知らないからセーフｗ）
最強、豊山を頂点に、鉄壁の守備力のGUMPOL、最強サウスポーの「ながの」さん率いる立川チュックボールクラブ、優勝経験も有り豊山と2強だった本町、そして我らが大恩人の立川堂と、実績も実力もあるチームが沢山存在した。
豊山マスターズっていう世界大会も経験している平均年齢が高めのチームもあって、これがまた強かった。チュックは50歳ぐらいでも全然出来るってのを実感した。
女子チームも多かったし、大会も選手権の部・親善の部・女子の部・ジュニアの部と色々種類があって大規模だったんだよねぇ。
あと、大会の開会式でやたら元気のいいお姉さんが主導で準備体操をしてくれて、俺はこれが結構好きというか楽しみだったｗ
無くなったのいつからだろ、寂しいなぁ・・・。
【その後の瀬上】
主要メンバーは高校を卒業し、メンバーも入れ替わりを繰り返しながら、それでも大多数のメンバーはずっと一緒にプレイしてきた。
Ｓ野とジャイモンが進学や就職で離れたのがチームとしては一番痛かったかな。
先の大会で周囲に認められた瀬上は、うさぎ監督の手腕もあって、ＨＰ作ったりとか、福島大会を開催したりとか、立川堂さんの合宿に参加したりとか、立川大会に行ったりとか、これまで以上に活発に活動をするようになる。
20代の前半ぐらいまでは、チームの独立や合同合宿とか福島大会の開催やジャパンカップの開始とかイベントが結構いろいろあった気もするけど、後半とかは何があったかなんてホント覚えてないｗ
チュックボール界に元気が無くなってきたのか、俺のやる気の問題なのかは今となっては分からないけど、惰性で続けてたような時期もあったし、高校の時と同じモチベーションでやれてたかっていうと、あの頃には敵わないと思う。特に20代も半ばぐらいになってきたあたりは、印象に残るような出来事はほとんどなかった。
高校生編で過去編を終わりにしたのは、書かないんじゃなくてまともに覚えてなくて書けないからなんだよね。断片的には覚えてるけど、詳細は自信ない。
うろ覚えでもいいなら、書きたいことはあるんだけどね。ケンちゃんとの出会いとか、全一のシューターから教えてもらったシュートの話とか。
そこからまたモチベーションが上がったのは、日本選手権で優勝して、東アジア大会の話が出てきたあたりからだったかな。その辺の話はまだハッキリと覚えてるから、次に過去編の続きを書くとしたらそのあたりからになると思う。
チーム独立の話とかは、竜とか当時を知る連中の話を聞いて色々思い出したら書くかもしれないｗ
