久しぶりの競技解説。
今回はチュックボールで使う用具について解説します。
チュックボールをやるために必要不可欠な道具は二つ
①ボール
②ネット
これがないと競技自体が出来ません。
コートはバスケットやバレーのコートぐらいの広さがあればOK
一応公式で広さは決まっているみたいだけど、日本ではあんまり気にしてない感じがする。競技の特徴的に、広さのちょっとした違いはほとんど影響しないしね。
シュートコースの多いプレイヤーにとっては勿論広い方が有利だけど。
ちなみに、チュックボールは屋外でも出来ます。昔福島のまちなか広場で体験会をやったこともあったし、学校のグラウンドでやったこともあった。
あと海外ではビーチチュックっていう砂浜でやるチュックボールの大会もあったとのこと。日本勢も誘われたけど都合が合わず参加できなかったけど。行ってみたかった。
と、ちょっと逸れたけど本題
①BALL
これが何かわかりますね?そう、ボールです。
左がハンドボール。右がチュックの公式大会で使用される台湾ボール。
なお、台湾ボールの正式名称は不明です。ハンドボールに比べるとちょっと硬い。
瀬上での練習は公式球を使用していますが、体験会やレクリエーションであればハンドボールでも十分です。実際、日本選手権でもジュニアの部や女子の部はハンドボールの2号球を使用しています。男子も親善の部だとハンドボールの3号球を使ってたはず。
台湾ボールも大きさはハンドボールの3号球とほぼ同じです。
②FRAME
ネットです。チュックボールの最大の特徴とも言えます。
サッカーやハンドボールみたいにゴールネットにボールを突き刺せば得点というわけではなく、このトランポリンみたいなネットにボールを叩き付けて、跳ね返ったボールを相手が捕球できなければ得点となります。
こんな感じ。
ちょっと見づらいですが、白いラインテープが点線状に引いてあるのが分かりますか?
そこが3mラインです。
攻撃側はこのラインの外からシュートをする。
(ライン手前で跳べばジャンプシュートは勿論可。ハンドボールみたいなイメージ)
ネットに跳ね返ったボールが3mラインの内側に落ちればシュート失敗(相手の得点)
3mラインの外側に落ちたら(守備側が捕球できなければ)シュート成功となります。
うん、言葉では説明しにくいw
動画とかってアップできるのかしら。今度試してみよう。
ボールはともかく、ネットが専用のアイテムなので、そこがこのスポーツの敷居が高いところなんですよねぇ・・・。
しかも通常のネットと、国際基準の台湾ネットっていうのはネットの角度や弾力が全然違うんですよ。普通のネットなら探せば意外と見つかったりするんですが、台湾ネットは入手自体が難しいっていう辛さ。価格は安いんだけどねw
そのあたりも日本チュックボール界の今後の課題でしょうか・・・。
ちなみに、瀬上にはどっちのネットも取り揃えております。
通常ネットは普段使ってないので、貸出しとかも出来るかもしれません。