福ちゅく2nd

瀬上チュックボールクラブの活動記録(非公式)・イベント・技術指南・過去語りなどなど、チュックボールに関する話題を好きなように書いていくブログです。

雑記 勝つための考え方その3

最後はセンターの考え方。

 

前の記事(ポジション別解説)で触れたけど、センターっていうのは自分の熟練度に応じて、出来る事が広がるポジションになります。

 

妥協しなければ無限にやることがある。

 

とにかく基本的な仕事は

 1、パスを出す

 2、フォローをする

の2つ。言葉で言うのは簡単だけど、これがやってみるとそう単純じゃない。

 

 

パス出しはセンターの一番大事な役目。

でも、まずその前にパスを受けなきゃいけない。

捕球をしっかりすることも大事だけど、捕球前と捕球後に全体を見渡して、敵味方の位置を把握してパスを出す。その際、センターラインを越えているかを意識することも忘れずに。(ライン越えないでボールを同じネット側に戻すと反則)

 

パスを出す相手を決めたら、捕りやすく、正確なパスを出す。シューターは一人一人ベストなパスコースは違うので、相手にあった軌道や速さ、場所を把握しておくこと。

目線などでフェイントを入れるのも勿論有効だが、味方まで騙されたり、パスの正確性が損なわれたら本末転倒なので注意。

 

 

パスを出したら終わりではなく、そのあとこそ真価が問われる。

パスを出した側のネットに走り、味方のシュートがキャッチされれば後衛として守備のカバーに入るが、前衛が空いていればそこに入ることもある。更に攻守が変わればシューターとして入る場合もある。

とにかく広い視野で、攻守のフォローを担わなければならない。

 

フォローをする際は、攻撃側の場合はネットに対して「ボールの動きと反対側」に移動することを意識する。「人が減っている場所」と言い換えても良い。

(右シューターがシュートをすると、左側に抜けるので右側が手薄になる。左シューターだとその逆。だから人が抜けた方に入っていくという感じ)

また、守備時においては前だけではなく、後方もしっかり確認すること。逆サイドからフォローに来た味方の位置を把握し、穴の無いように守備の布陣を敷く。

 

そのほかにも、一番全体が見渡せる場所に居るので、シュートの回数制限を確認したり、サイドチェンジの指示など、味方への声掛けも重要となる。

 

センターはネット両側どちらもケアしなければいけない為、攻守においてほぼ全てのプレーに関わる必要がある。スタミナ、瞬発力、正確さ、広い視野、ルールに関する知識、そして攻守どちらもこなせる技術と、求められるものが非常に多い。

 

 

 

今まで見てきた中で一番ヤバかったのはマカオのセンター。ホント上手い、強い。

神出鬼没で、どこにでもいきなり現れ、攻守において大活躍していた。

いつか日本でも、そんなスーパープレイヤーをセンターにおきたいと思う☆彡